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2017/10/16 月曜日

使用期限

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:35:44

火災に遭っても内部に損傷が及ばずにすむという耐火金庫。
実は20年という使用期限があり、それ以上の年月が経つと充分な耐火効果が得られません。

耐火金庫に使用されている耐火材には大量の水分が含まれていて、その水分が内容物を熱から守っているのです。
金庫の壁面に注入された特殊素材(発泡コンクリート)は化学反応で膨張し、隅々まで行き渡るのですが、乾ききらないうちに密閉されます。
このときに残った水分が火災で熱が加わった際に水蒸気となって噴き出し、金庫の内部を冷却する仕組みになっているわけです。

水分は年月の経過によって少しずつ抜けていってしまうため、古くなれば金庫内を冷却するには不充分な量に減っていってしまいます。
そのような背景から、20年という使用期限が設けられているのです。

規格が設定されたのは2000年1月でした。
阪神淡路大震災時に古い金庫の多くが燃えてしまったことが契機となり、その後、耐火金庫の規定が厳格になりました。

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