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2017/8/21 月曜日

積乱雲

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:14:20

最高気温が30℃を超す日を真夏日、近年では35℃以上の猛暑日なる気象用語まで登場しましたが、急激な気温の上昇と共に大気が不安定になると、激しい雷雨に見舞われることは少なくありません。
これも新たに使われ、あっという間に定着したゲリラ豪雨が、日々どこかで発生しています。

普通なら午後6時頃でも まだ薄明るい この時季、日没前にもかかわらず急に空が暗くなり、どこからともなく雷鳴が響き出してきます。
夏の雲といえば青い空と白い雲を連想しますが、激しい雷雨をもたらす雲は黒く暗い雲です。

細かな水蒸気や氷の粒が集まり、雲ができます。
元来、雲は無色透明なものなのです。
太陽の乱反射により、それらは白く見えたり黒く見えたりするわけです。
層の薄い雲は太陽光が雲の下まで通り抜け、地上から白く見えます。
層の厚い雲は太陽光の殆どが層の上方で乱反射してしまい、光を遮ってしまうため、黒く見えるのです。
台風の渦状の雲を上空から撮影した画像が白く見えることからも、雲そのものは黒くないことが わかると思います。

辺り一面が急に暗くなっていき、大粒の雨が加速度的に降り出す夕立ですが、この雨雲の正体は積乱雲(入道雲)です。
積乱雲は雲の下部のほうは上空500メートルほどのところにあり、上部は上空1万メートルほどにまで達しています。
つまり、とても層の厚い雲であることから、積乱雲の内部で上昇気流が発生し、水滴が雲の内部に留まったまま どんどん大きくなっていき、一気に落下すると……。
土砂降りの雨というわけです。

遠目からは白く見える積乱雲ですが、機会があったら光の届かない雲の下の部分を観察してみてください。
意外と黒っぽく見えます。

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