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2016/10/11 火曜日

分類

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:34:01

イルカ = クジラ。
クジラ ≠ イルカ。
『なんだ、そりゃ???』と思うでしょうが、“ハ(歯)クジラの中の小型の種類”をイルカと呼びます。

それでは、ガ(蛾)とチョウ(蝶)の違いは何でしょう。
【ガは夜行性、チョウは昼行性】
【ガは胴体がボッテリと太く、チョウは胴体がスラリと細い】
【ガは触覚が羽毛状で、チョウは触覚が線状】
【ガは羽を開いて止まり、チョウは羽を閉じて止まる】
等々、よく一般に言われることです。
中には、
【バサバサ飛ぶのがガ、ヒラヒラ舞うのがチョウ】
【触るとかぶれるのがガ、触っても大丈夫なのがチョウ】
【グロテスクなのがガ、綺麗なのがチョウ】
といった、かなり個々の主観が入り込んだものもあります。

ところがこれらは俗説で、実際のところガとチョウに生物学上の分類基準はないのです。
ガもチョウも鱗翅目に属する昆虫で、数の上ではガと呼ばれるもののほうが圧倒的に多数を占めます。
ガには昼行性の種類のものや、羽を閉じて止まるものもいるため、イルカとクジラに倣って表現するのであれば、チョウは“ガの中の一部の種類”というべきでしょうか。

面白いことに日本語と同様、英語でも“モス / moth” “バタフライ / butterfly”と名称が分かれていますが、フランス語では どちらも“パピヨン / papillon”です。
チョウに較べて嫌われものの感が強いガではあっても、怪獣映画で名を馳せたモスラはガですし、また高級素材として好まれる絹を生み出すのもガ(蚕)です。

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