» 2016 » 7月

2016/7/25 月曜日

30 = 86 ?!

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:41:26

最高気温は何℃まで上がるか、最低気温は25℃以下になるか。
そんなことが気になる季節です。
北海道や標高の高い山間部などを除くと、近年では『暑い』といえば35℃に至る日も珍しくありません。
最高気温が30℃以上の日を真夏日といいますが、かつてはなかった“猛暑日”なる表現が登場して以来、すでに30℃では『それほど暑くはないかもしれない』という気にさえなってくるほどです。

日本では温度を“℃” つまり摂氏で表します。
1742年、スウェーデンの天文学者アンデルス・セルシウス(Anders Celsius)が考案した記号です。

1気圧での水の凝固点を0度、沸点を100度とし、その間を100等分して定めた温度目盛が“摂氏温度”となっています。
ただし現在は、水の沸点が99,74℃に変更されています。

“摂氏”と綴るのはCelsiusの中国語表記【摂爾修斯】の省略形です。

温度を表すもう1つの記号、“華氏/゚F”も、ガブリエル・ダニエル・ファーレンハイト(Gabriel Daniel Fahrenheit)の中国語表記【華倫海特】からきています。

ファーレンハイトはドイツの物理学者で、1724年に“華氏/゚F”の温度目盛を考え出しました。
水と食塩の混合物の温度を0度、ヒトの体温を96度と設定し、目盛りを刻むことにしたのです。
この測定法では水の凝固点が32度、沸点は212度になります。

最近『それほど暑くはないかもしれない』部類になっている30℃の真夏日は、華氏だと86゚Fです。
数字を見ると余計に暑苦しい気がしてしまいますね。

2016/7/11 月曜日

イヤ ナ ヤツ

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:52:13

一昨年の夏は国内でデング熱の感染者が報告され、ちょっとした騒動がありました。
ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等のヤブカ属が媒介する疾病です。

蚊も昼行性と夜行性に分かれ、縞模様が目立つヤブカ属のヒトスジシマカは昼行性の代表ですが、炎天下を飛び回るわけではなく、朝夕や曇った日に活動が盛んになります。
屋外でヒトを刺し、血を吸いにくるのは、主にこのヒトスジシマカなのです。

ヒトの血さえ吸わなければ、蚊もこれほど厭がられることはなかったことでしょう。
血を吸うのは“交尾後のメス”だということは、よく知られています。
意外にも普段はオス・メス共に花の蜜が餌にしているそうです。

夏の夜、寝ているときに羽音をたててヒトに近づいてくるのは夜行性のアカイエカ(イエカ属)で、その名のとおり体が赤茶色です。
昼間は物陰に潜んでいて、もっぱら夜に活動します。

アカイエカは下水溝や汚れた池などの溜まり水に産卵し、棲息域がヒトの生活圏と重なることから、都市部でもしぶとく繁殖するわけです。
しかしこのアカイエカ、ヒトの血よりもニワトリやアヒルのような家禽類の血を好む傾向があるといいます。
家禽類が身近に見当たらない場合、ウシ、ウマ、ブタなどの家畜や、ヒトの血を吸うのだそうです。
また、血を吸わなくても産卵が可能なため、春から秋にかけて繁殖を繰り返し、成虫には越冬するだけの耐久性もあります。
晩秋や初冬になってからも蚊に刺されることがありますが、犯人(?)はアカイエカです。

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