» 2016 » 6月

2016/6/27 月曜日

進化の蛇足

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:27:10

ヘビ。
いまさらことわるまでもなく、よく知られた爬虫類です。
ヘビは中生代(ジュラ紀)にトカゲから分化したと考えられています。
極めて乱暴に云ってしまえば“足のないトカゲ”がヘビで、両種は近い系統に属し、形態の点でも類似点が多いのです。

最も古いヘビの化石は1億3500万年前の白亜紀初期の地層から出た、2個の椎骨だとされます。

現在も棲息しているパイプヘビ科のアリニウスという原始的なタイプのヘビは、白亜紀後期の化石と同様、後ろ足の痕跡を残しています。

そこで疑問に思うことがあります。
「ヘビは足が【退化】した生物なのか?」

生物学に則って云うなら、ヘビは進化に成功して現在に至ったのです。

ヘビから足がなくなっていった1番の理由は、地中に潜り、敵から逃れるためだと考えられています。
恐竜が繁栄していた中生代に、捕食者から逃れるための方法の1つとして、安全な地中に潜ってしまうという選択があります。
そのためには足のない、細長い形状が適しています。
さらには保護色。
周囲の土壌の色と似たような体色変化をすることで、どこにいるのか見分けにくくさせるわけです。

2016/6/13 月曜日

NaCl

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:11:19

飲食店、中でも特にホステスさんが接客にあたる店や、女将がひとりで切り盛りしている小料理屋などでは、ゲン担ぎに盛り塩をします。
元々は後宮に通う皇帝(秦の始皇帝)を、側室たちが自身の房へ泊めるための工夫でした。
側室たちにとって皇帝の寵愛を得られるか否かは、文字通り死活問題です。
皇帝は牛車に乗って移動していたため、牛が塩を舐めようと立ち止まってしまえば、その房に泊まることになります。

盛り塩と混同されやすいのが、清めの塩でしょう。

神道では塩には穢れを祓う力があるとされ、地鎮祭には必ず塩が使われます。
原点は神前の行事だったという相撲で塩を撒くのも、取り組み前に土俵を清めるためだといいます。

古い映画やドラマには、気にくわない訪問客が帰った後、
「塩 撒けッ!! 塩ッ!!!」
などと言い、玄関先で塩を撒くシーンも見られます。

また、葬儀の後の清めの塩も、死を穢れと見なす信仰に基づいています。
ただし死を穢れとは見なさない仏教の宗派もあり、この場合は葬儀後に塩は用いないのだそうです。

高血圧をはじめとする成人病予防のため、現代人の敵のように考えられがちの塩ですが、味付け用の他にもいろいろと生活に密着した物質だということは確かです。

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