» 2016 » 3月

2016/3/28 月曜日

カラフル

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:52:44

パソコンや携帯電話のメールが普及し、文字を書く機会は激減しているものの、なくなりそうでいて決してなくならないのが鉛筆です。
かつてシャープペンシルが登場したときも、鉛筆ならではの利用範囲の広さ故に“使い分け”され、しっかりと残ってきました。

今ではステーショナリー・グッズなどと呼ばれることも多くなった文房具ですが、やはりこの季節はピカピカの小学校1年生のための商品が目立ちます。

鉛筆というと、通常の黒い鉛筆、色鉛筆に大別されます。
黒い鉛筆は削られていないのに、色鉛筆は12色や24色のセット物になると最初から削られています。
何故だろうと考えたことはありませんか?

黒い鉛筆は1度に使うのは1本です、基本的に。
予備として用意しておくにせよ、せいぜい3〜4本も削っておけば充分です。
それに対して色鉛筆は、用途の差異から1度に何種類も使うことが前提になっています。
購入時に削られていない状態だった場合、まず全色削っておく必要が生じるわけです。
5〜6本程度ならともかく、24色、ときには50色にまでなるような数の色鉛筆をすべて削らなくてはならないのは、意外と手間がかかってしまいます。
そのため『すぐに使えるように』最初から削ってあるのです。

しかも、黒い鉛筆であれば濃度の違いはあろうとも芯の色は黒ですが、色鉛筆は色の数が多くなれば なるほど、削られていないと芯の色が判別しにくい。
赤と緑、黄色と紫といった極端に違う色の区別は簡単であっても、紺色と藍色、銀色と灰色などは芯が削られていたほうが色味の区別もつけやすくなります。

なんだ、そんなことかという感じもしますが、それが“最初から削られている色鉛筆セット”の事情です。

2016/3/14 月曜日

医師の酒

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:27:31

17世紀中頃、シリビウスという医師が偶然発見した酒を御存知でしょうか。
薬用酒を作ろうという試みからジュニバリー・ベリー(杜松:ねず)の実をエチルアルコールに浸し、蒸留していた際、良い香りの酒ができました。
ひとくち試飲してみると、ことのほか美味しくできていたというわけです。
酒飲みなら一度は口にしたことのある、ジンの誕生です。

当初、ジンは解熱剤や利尿剤として薬局に並んだといいます。
酒飲みの性分というのは古今東西を問わないようで、当時も『これ(ジン)は薬だから』と言いながら飲んでいたそうです。
価格も比較的安価だったため、売れ行きは好調でした。

17世紀末には“ジュニバー・ジン”の名でイギリスに伝わり、やがて単に“ジン”とよばれるようになり、各国へ広がっていきました。

現在の代表的なジンは、やはりオランダ・ジンとロンドン・ジンです。
オランダ・ジンはアルコール分が約45%
黄淡色の やや重口の風味が特徴で、ストレート向き。
ロンドン・ジンはアルコール分 約40%〜50%で、無色透明。
ドライ・ジンとも呼ばれ、ギムレットやマティーニなど、カクテルのベースに広く用いられています。

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