» 2015 » 2月

2015/2/23 月曜日

読む? 食べる?

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:38:24

【魚へん】に【青】と書いて【さば】、スズキ目・サバ亜目・サバ科の魚です。
ドコサヘキサエン酸(DHA)や エイコサペンタエン酸(EPA)などの不飽和脂肪酸が多く含まれ、健康に良いとされます。
反面、鯖の生き腐れといわれるように鮮度が落ちやすいこと、また寄生虫のアニサキスを持っている場合があることなどから、生で食べる際には注意を要します。

“実年齢より若く偽ること”を俗に『鯖を読む』といわれますが、元々は『品数を誤魔化して数え、不当な利益を得る』ことで、魚市場(いさば)の商人同士の駆け引きから発生した表現です。
ことの始まりは魚の鯖ではなく、魚市場、つまり【いさば】からいつのまにか『い』が落ちて『さば』となり、鯖の文字は後から当てはめられたのだそうです。

それぞれの業界には特有の符牒がありますが、魚市場(いさば)も例外ではなく、『いさば読み』という特有の数の数え方をします。
魚市場の商人が魚の数を誤魔化したことから、この『いさば読み』が 大雑把で いいかげんな数の数え方という意味に転じ、今では すっかり“年齢を(通常は若く)偽ること”として定着してしまいました。

鯖は古くから食べられてきた魚です。
真偽のほどは定かではありませんが、空海(弘法大師)が旅の途中に商人から鯖を譲ってもらおうとした際、譲らなかった商人が後に罰せられたという逸話も残っています。

2015/2/9 月曜日

『全然』『とても』

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:40:40

近頃では『全然』が肯定を伴って、「全然 O.K.だ」「全然 平気」などと表現する人が増えています。
通常は「全然わからない」のように否定形で用いられるのですが、江戸時代や明治時代には肯定形で語られることもあったといいます。

同様の語句に『とても』があります。

大正時代の中頃、「とても美しい」「とても素晴らしい」というような言い方が出現し、頭を抱えた人々がいたのだそうです。

この『とても』も、元々は否定を伴うときの表現でした。
「とても考えられない」といった使用法の語句でありながら、「とても良い」などと肯定形で結ぶのは文法上おかしいと、苦言を呈した人は少なくなかったのです。

しかし言葉は、当初は変だとされていたものも、より多数くの者が使うことによって許容されていきます。
現在、「とても上手だ」「とても美味しい」などの表現を、おかしいと言う人はいないでしょう。

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