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2014/12/22 月曜日

確実???

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:39:45

先週(12月14日)、衆議院選挙がありました。
選挙で不思議に思うのが、わずか1%の開票率で出される“当選確実”というやつです。
75%以上であったり、せめて50%以上が開票されているというなら、大勢が判明するのも頷けます。
ところが殆ど開いていないうちに当確が出るのですから、その仕組みを不可解に感じたことのある人も多いのではないでしょうか。

この当選確実、実際のところは各報道機関がその責任において発表している性質のものだといいます。
選挙区の産業や人口の構造から傾向を割り出し、各陣営へ詳細な取材を重ね、票の流れを読むそうです。
当日は投票所から出てきた人に対して行う出口調査によって、その予想を裏付けていきます。
開票が始まると、現場に積まれている票の高さや取り出される得票数を確認し、データ化するらしいのですが……。
当確と出れば九分九厘が当選しています。

しかし稀に当確が出た後で『実は落選だった』ということも、決してないとはいえないようです。
報道機関同士の過当競争が招いてしまうミスは、有権者にとっても候補者にとっても御勘弁願いたい事態であることは確かでしょう。

2014/12/8 月曜日

『突き』で『ツキ』を

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:25:30

今年も12月17日~19日に、【浅草:あさくさ】の【浅草寺:せんそうじ】で恒例の羽子板市が開催されます。
12月も半ばを過ぎるこの時期になると、いよいよ年の瀬といった感がしてきます。

この羽子板は“押絵羽子板”という縁起物で、江戸時代末期、1804年~1830年の文化・文政年間に流行したものです。
羽根つきの羽根は、元々【羽子:はね】と書かれていたことから、羽根を突く遊戯道具の羽子板は『災いを撥ね返すもの』という語呂合わせでもありました。
子供の健康と成長を願い、男児には弓矢を、女児には羽子板を贈っていたそうで、正月になると男児に弓を射らせ、女児に羽根つきをさせて遊ばせたのだといいます。

羽根つきの羽根はトンボの姿をデフォルメしたものです。
害虫を退治してくれる益虫として、トンボも人々からは縁起が良いとされていた昆虫だったわけです。
羽根の先端の黒い玉も、かつては【無患子:むくろじ】という直物の実が使われていました。
この実は生薬としても利用されたうえ、皮が石鹸の役割も果たし、同様に縁起の良い植物です。

羽根つきの遊び方には一人で羽根を突いてその数を競うもの、二人で突きあうもの、多人数で輪になって突くものがあります。
受け損なった者の顔に墨を塗ったのは、おかしな顔になった者を笑うことで福を招き厄を落とす、“福笑い”と同じ意味合いからです。

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