» 2014 » 8月

2014/8/25 月曜日

出入り口

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:41:32

上に立って見下ろせば、下り坂。
下から見上げれば、上り坂。
つまり上り坂と下り坂は同数あることになりますが、トンネルは明確に入り口と出口が決められていたのです。

「日本で最も高い所にある駅は?」
「東京駅。 すべての列車が『下っていく』から」
そんなナゾナゾがあるように、鉄道の各路線は起点と終点が決まっています。
起点発・終点着という列車を“下り”、終点発・起点着という列車が“上り”ですね。

トンネルは、その路線の“起点に近い側”が入り口、“終点に近い側”が出口となっています。

東京・博多 間を運行する新幹線の場合、起点は東京、終点が博多ですから、東京発の列車ではトンネルを通過するに当たって『入り口から入り、出口から出ている』わけです。
しかし博多発(東京着)という列車は、トンネルを『出口から入って、入り口から出る』ことになります。

乗客の身としては、入り口・出口など どちらでも かまわないといったところですが、これが鉄道管理上の決まりごとなのだそうです。

このトンネル、片仮名で表記されるとおり、当然のように外来語(英語)です。
【tunnel】と綴ります。
日本語では【隧道/ずいどう】といいますが、今となっては殆ど目にする機会もなくなってしまった言葉の1つでしょう。

2014/8/11 月曜日

遠ざかる月

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:27:10

満ち潮も引き潮も月の引力による現象です。
地球の4分の1ほどの大きさしかない月の引力はそれほど強力ではありませんが、距離が近いため、地球の“月に向いている側”と“その逆側”とでは差が大きくなります。
潮の満ち引きによる海の変化で、地球の外観はやや歪んでいるのです。
これは潮汐変形といいます。

潮汐変形は地球の自転速度をわずかずつながら遅くさせています。
計算上は日々1億分の2秒ずつ『長くなっている』わけです。

地球の自転速度が遅くなると月に回転運動が移り、月は公転速度を増し、軌道も大きくなっていきます。
すなわち、月は地球から遠ざかっていっているということです。

現在、地球と月の間の平均距離は38万4400キロメートル。
月は27日7時間43分かけて地球の周りを公転しています。
40億年以上前は地球と月の距離は23~24万キロメートルだったらしく、約30時間で地球を一周していた計算になり、これは空を動いていく月の様子が目視可能な速度です。

年間3センチ程度、月は地球から離れていっているといいます。
今の1,5倍の距離にまで離れてしまうと、月の公転周期は地球の公転周期と同じになります。
つまり、地球上には“月の見える地域”と“月の見えない地域”ができることになるのです。
ただしそれは20億年も30億年も後のことで、地球が、そして人類をはじめとする生命体が、存続しているか否かさえ想定できない遥か先の話です。

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