» 2014 » 2月

2014/2/24 月曜日

足元を眺める

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:25:51

安全性を最優先させ、マンホールの蓋は殆どの場合が円形になっています。
丸い蓋は他の形に較べて落ちにくいからです。
正方形ではきちんと蓋がはまっているときは問題がありませんが、蓋を入れ直す際に穴の対角線方向へずれると落っこちてしまう危険が生じます。
三角形や五角形でも、その点は同じです。

つまり、穴の最大径より短くなる辺を持つ形状では穴に落ちてしまうことがあるため、すべての直径が等しくなる円形の蓋が最も安全だということになります。
デザイン性を優先した円形以外の蓋では、必ず蝶番で一箇所を固定してあります。

また、マンホールの蓋には“JIS規格模様”と呼ばれる滑り止めの模様が描かれています。
JISの規格構造に則って描かれた模様という意味ですが、絵柄自体の制約ではなく、各自治体が思い思いのデザインをあしらったものになっているのです。
一見したところ色も艶もないようなマンホールの蓋ですが、機能性だけでなく、実はデザイン的にも面白い絵柄のものも見受けられます。

2014/2/10 月曜日

縦と横

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:32:50

今では至る所に設置されている自動販売機。
説明するまでもなく、硬貨・紙幣を入れて欲しい品物や、行き先までの切符を買わけですが、硬貨の投入口には縦型と横型があります。
缶・ペットボトル飲料の自動販売機では横型、駅の切符の自動販売機は縦型になっています。

縦型は硬貨が立った状態で転がって識別装置に入るため、迅速です。
横型の場合、硬貨は倒れた状態で滑り落ちていくことになり、抵抗が増すぶん速度も落ちます。
駅の切符の自動販売機では少しでも早く発券できるほうが好都合なことから、硬貨の投入口は縦型になっているわけです。
ところが硬貨投入口が縦型の自動販売機は(硬貨の)識別装置が占める空間の割合が大きくなり、自動販売機のサイズも大きくせざるをえません。
飲料やタバコの自動販売機では、何よりも まず商品をストックしておく必要があり、硬貨識別装置ばかりにスペースを取られてしまっては街角に置くと邪魔な大きさになってしまうのです。
そのため、硬貨識別装置がスペースを取らない(硬貨投入口が)横型のタイプが採用されています。

普段それほど気にもしないで利用している自動販売機ですが、使用目的を考慮し、考え抜かれたものだったのです。

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