» 2013 » 12月

2013/12/24 火曜日

穴の理由

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:47:26

日本の5円玉、50円玉には中央に穴が開いています。
世界でも比較的珍しいタイプの硬貨で、かつては海外への土産としても重宝がられていました。
今でも相応に人気はあるようです。

5円玉・50円玉硬貨の穴は元々材料費の節約だったといいます。
穴の分だけ材料は少なくてすむわけですから。

5円玉が作られたのは1948年(昭和23年)で、このときの硬貨は穴が開いていませんでした。
この“穴なし5円硬貨(国会議事堂の絵柄)”が発行された際、同時に黄銅貨の1円玉も作られています。
両者はほぼ同じサイズだったためまぎらわしいとされ、翌年の1949年(昭和24年)に現行と同じ絵柄の“穴開き5円硬貨(稲穂の絵柄)”が発行されたのです。
当初は硬貨に刻印された“日本国”の“国”が、旧字体の“國”でした。

ちなみにアルミニウム製の1円玉は、1955年(昭和30年)に発行されています。
50円玉も同様に、1955年(昭和30年)“穴なし硬貨”が出されたものの、『100円玉と区別がつきにくい』ことから1959年(昭和34年)に“穴開き硬貨”を発行するに至りました。
寛永通宝などの古銭の穴は、紐を通すためだったということです。

2013/12/9 月曜日

音楽用語

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:39:37

企業の長を一般に社長といいますが、都市銀行や地方銀行の場合は頭取という呼称になります。
この“頭取”、元々は雅楽で用いられてきた名称で、合奏する各楽器の首席演奏者のことを指し示していたのです。
(特に、管楽器の首席演奏者)
時代の変遷と共に能や歌舞伎にも伝播し、翁や三番叟で鼓を演奏する際、中央に座する主奏者も“頭取”と呼ばれるようになりました。
それらが“音頭を取る者”“集団を取り仕切る頭(かしら)”という意味に転じ、興行主をはじめとした多種多様な機関のトップの名称として使用されていたそうです。

日本に銀行制度ができたのは1869年(明治2年)。
当時の銀行は為替会社で、出資者の代表を頭取と称したことに端を発し、業務執行者の代表の肩書きになっていきました。
1872年(明治5年)、“為替会社”から正式に“銀行”という名へ変わった後もトップの名は そのまま“頭取”と呼ばれ続け、現在に至っているわけです。
しかし信託銀行では社長という呼称を用いることが多く、最近では取締役会議長、代表執行役など、“頭取とは呼ばない銀行の長”も増えています。

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