» 2013 » 10月

2013/10/28 月曜日

帽子

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:27:36

1点 2点を争う代表的なスポーツがサッカーです。
野球のように満塁ホームランで一挙に4点ということも、バスケットボールのように70点 80点という得点になることもありません。
ナショナルチームと中学生チームほどの力量差でもない限り、1試合に1人の選手が複数の得点を叩き出す頻度はそれほど高くなく、だからこそ1人で3点ものゴールを決めれば賞賛に値するハットトリックとなるわけです。

しかし何故ハットトリックという名称になるのでしょう。
サッカーではハットであれキャップであれ、プレイヤーは帽子の類いなど被っていません。

元を辿ると、これはクリケットで用いられてきた表現でした。
野球の原型だとされるクリケットは、アウトを10個取らなければ攻守交代ができない競技です。
打者を連続3人アウトにするのは困難なため、それを達成した投手には、素晴らしい投球を讃えて記念の帽子が贈呈されます。

これが『帽子(に値する)技』という意味合いから、ハットトリックと呼ばれるようになり、クリケットと同様にイギリスで発祥したサッカーでも1人の選手が1試合で3得点することをそう呼ぶようになったのです。

2013/10/15 火曜日

原材料(?)は大麦

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:12:07

靴や服のオーダーメイドというと昨今では高級品のイメージが強いものの、規格基準もなく既製品などなかった時代は、すべてがオーダーメイドだったといっても過言ではありませんでした。
したがって作り手の技術や採寸の仕方で、仕上がりのサイズにも違いが生じてしまうことは至って普通だったようです。

メートル法は世界共通の長さの単位ですが、ヤード法を使用している国も多くあります。
ヤード法の単位には、ヤード、フィート、インチなどがあり、最小単位がインチです。
1ヤード=3フィート。
1フィート=12インチとなっています。

メートル法に換算すると、1インチは約2,54センチになります。
ずいぶん半端な数字のように思えますが、このインチのもとになっているのはイギリスに古くからある単位で、バーリーコーン”と呼ばれるものです。

1305年にエドワード2世が1インチの長さを規定し、やがて靴や服の作り手もこの採寸法でサイズを決めて規格品を作っていくようになりました。
この“バーリーコーン”は“大麦の粒”という意味で、1バーリーコーン=約8,47ミリ。
大麦の粒の縦の長さなのだそうです。
エドワード2世は大麦の粒を縦に3つ並べ、それを1インチに定めました。
1インチ=3バーリーコーン。
つまり、約8,47ミリ×3=約2,54センチ。

イギリスが大麦から作ったものは、ビールやウイスキーの他にもあったというわけです。

次のページ »