» 2012 » 7月

2012/7/23 月曜日

裸の祭典

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:41:05

ロンドン・オリンピックの開催が間近になってきました。
フェンシングのように防具を着用するものから、水泳やビーチバレーのような水着まで、種目によってユニフォームもいろいろですが、ギリシャの古代オリンピックでは選手は全裸だったそうです。

もっとも当時の当時の競技場は女人禁制でしたから、参加者も観客も男性のみでした。
観客は競技を観戦すると同時に、鍛えられた人体を観賞し、談義に花を咲かせていたようです。
人の躰は実践している競技によってさまざまな変化が見られますから、全裸ともなればかなり差異が目立ったことでしょう。

短距離走で優勝者がゴールした瞬間、帯紐が解けてしまい、服が脱げてしまった。
それは競技規定違反ではないかと、ライバルは審判団に抗議したものの受け入れられず、こういった厄介ごとを回避するために最初から全裸で出場するように決めた。
長距離走に出場していたスパルタ人選手が、ゴール間近で他の選手に抜かれそうになり、邪魔になった衣服を自ら脱ぎ捨てた。
等々、全裸で競技が行われるようになったことについては、諸説あるようです。

実は選手のみならず、トレーナーも全裸になる必要がありました。
競技に出場する息子を心配するあまり付き添おうとした母親が、体育教師に変装して競技場へ入ってしまったのです。
しかし女性だということを見破られ、厳重注意のうえ、締め出されるに至りました。
それがきっかけとなり、以降の女人禁制を徹底させるためにトレーナーも全裸になる規則ができたということです。

2012/7/9 月曜日

それほど多くはありません

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:32:29

いっぱい足のあるムカデは走るのも速いだろうと思って使いを依頼したところ、靴を履くのにとんでもなく時間を要し、なかなか出発できなかった。
確か、子供向けの物語にそのような話があったはずです。

ムカデは漢字で【百足】と書きますが、日本で最大の種類トビズムカデ(全長 15cm)でも、足は42本です。
100本以上の足のムカデは、実際には なかなか見られないのだといいます。
それでも【百足】と書くのは足が多いことに由来するものです。
『充分わかっている』という意味で
「そんなことは百も承知だ」
と言うことがありますが、『たくさんある』ということを百という数で大雑把に表現したのでしょう。

ムカデは毒を持ち、肉食で攻撃性も強く、ヒトも噛む、嫌われものの代表格の節足動物ながら、意外にも毘沙門天の使いという信仰があります。
赤城山の神がムカデの姿を借りて出現したという伝説もあり、赤城神社の鳥居にはその彫刻があるのだそうです。
鞍馬寺でもムカデを尊ぶということです。
攻撃的な側面が強調され、敵に挑みかかる、後退しないなどのイメージから、甲冑にムカデの模様をあしらった戦国武将もいたようで、なかなか驚かされます。

ちなみにムカデと同様足の多い節足動物として知られるヤスデは、一般におとなしい性質です。

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