» 2012 » 3月

2012/3/26 月曜日

No problem

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:39:00

「大丈夫ですよ。 今からでも間に合います」
「あの人に頼んでおけば大丈夫でしょう」

『まちがいない』『確かである』『心配無用』という意味で頻繁に使われる語句、それが【大丈夫】です。
おもしろいもので、【丈夫】は人の躰が健康なこと、物が壊れにくいことなどを意味しますが、この【丈夫】に【大】が付くだけで異なる語句になってきます。

【丈夫】という表現が使われ始めたのは、古代中国の周時代(紀元前1046年頃~紀元前256)でした。
当時の成人男子の身長が一丈ほどで、このことから一人前に成長した成人男子を【丈夫:じょうふ】といったのだそうです。
古代の周尺では、一丈は約1,7メートルに相当します。
(近代の日本では約3メートル)
より優れた、心身共に立派な成人男子への褒め言葉として【大】を付け、【大丈夫:だいじょうふ】といい、たいへん しっかりした堅固な様子の男性のことを そう称するようになっていきました。

気性や言動が大胆な優れた女性を女傑といいますが、同時に【女丈夫:じょじょうふ】という表現もあります。
それが変化し、日本では【大丈夫】という語句に対して【だいじょうふ】と【だいじょうぶ】の、ふたつの読みが発生しました。
【だいじょうふ】は本来の心身共に健康で立派な成人男子という意味で使われ、【だいじょうぶ】は副詞や形容動詞として、前記の『まちがいない』『確かである』『心配無用』の意味に用いられてきたのです。
明治以降、【だいじょうふ】のほうは使われなくなっていき、今では もっぱら【だいじょうぶ】が『危な気ない様子』を表現する語句として残り、今日に至っています。

2012/3/12 月曜日

水分含有量95%超

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:41:21

すき焼きを作るとき、シラタキと牛肉は離して入れるようにと注釈がつきます。
「それじゃ~シラタキはやめて、糸コンニャクにしよう」
などと、漫才コンビの“ボケ役”のような提案をしても無意味です。
いうまでもなく、シラタキも糸コンニャクも同じものだからです。
“水蒸気”でも“氷”でも、“水 / H2O”であることに違いがないのと同様に。

白い滝のようだと見立て、シラタキという名称が定着した地域。
糸状のコンニャクだからと、単純明快に糸コンニャクと呼んだ地域。
ただ それだけの違いでした。

(財)日本こんにゃく協会でも、すでに 1964年(昭和39年)には『どちらも同じものだ』との公式見解を出しています。
それだけ、業界でも何と呼ぶかについての議論がされていたらしいのです。

シラタキも糸コンニャクもコンニャクイモを原料に製造されます。
東南アジアに広く分布するサトイモ科の多年生草植物で、原産地はインドからインドシナ半島です。
南方を原産とする植物のため、北国での栽培には向きません。
元々は、シラタキや板状の白いコンニャクはコンニャク粉から作り、糸コンニャクや板状でも黒っぽいほうのコンニャクは生イモ(コンニャクイモ)から作っていたそうです。
現在では殆どコンニャク粉を使っていることから、黒っぽくするために海草を混ぜています。

次のページ »