» 2011 » 1月

2011/1/24 月曜日

半分ずつ

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:21:48

閉じた目とつながっている側の脳だけが眠っていて、開いた目とつながっている側の脳は起きているという、たいへん器用(?)な眠り方をする生物がいます。
半球睡眠といって、水棲哺乳類のイルカや、ツルをはじめとする多くの鳥類がこのような睡眠方法です。
脳が半分ずつ睡眠をとるわけです。

水族館のイルカを観察すると、ときどき片目を閉じている様子が見られるようで、左右交互に閉じる目を交代させているといいます。
開いている目とつながった側の脳は、起きてはいるものの、通常よりはリラックスした状態になっているそうです。
水の中で生活していても魚類ではないイルカは、肺呼吸のためにときおり水面に頭部を出す必要があります。
完全に眠ってしまっては、水中で溺れ、窒息してしまうのです。

陸上生活の鳥類は完全に眠ってしまっても窒息の心配こそありませんが、基本的に他の陸上生物と較べて力の弱い鳥は、常に外敵から襲われる危険性を抱えています。
また、鳥類は横になって眠ることがない生物です。
立ったまま、止まり木につかまったまま、あるいは脚をたたんで座ったような姿勢で寝ます。
危険が迫った際にはすぐに逃げられる状態でなければならないため、脳が半分ずつ睡眠をとる半球睡眠が好都合というわけです。

2011/1/11 火曜日

理由は利き手

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:23:38

警察官の腕章、サッカーチームのキャプテンマークの腕章、各種勲章、弁護士バッヂや議員バッヂ、社員章、名札などは、通常すべて左側につけます。
勲章を左につけたルーツは、中世の十字軍遠征にありました。
命をかけた英雄の証として、兵士たちは生命の象徴ともいうべき心臓がある左胸につけたのだそうです。
なかなかもっともらしい話です。

しかし、より簡単な説として、大半の者が右利きだからという極めて現実的なことも無関係ではないようです。
右手を使って躰の右側につけるのは、殊の外困難になってきます。

『右手で絶対に摑めないものは何?』
『自分の右手』
子供のなぞなぞ同様、右手で右腕に腕章をつけるのは相当な苦労を強いられます。

そのような事情から記章の類いは左側につけるようになったと推測されますが、ヒトが用いる大多数のものは、案外こういった現実が背景にある場合が多いものです。
紳士物のコートやジャケットが左上になっているのも、内ポケットに右手を出し入れするためで、右上に仕立てる婦人物には内ポケットがありません。

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