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2010/11/22 月曜日

重量でも表面積でもなく…

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:21:25

俗に、頭が良いと脳が重いとか脳のシワが多いとかいわれますが、ヒトの脳の重量は平均で1200グラムから1500グラムなのだそうです。
ロシアの作家ツルゲーネフの脳は2010グラム、イギリスの政治家だったクロムウェルも2000グラムあったといいます。
歴史に名を残した優秀な人物は脳が重かったのかというと、必ずしもそうではなく、夏目漱石は平均的な1425グラム、フランスの小説家アナトール・フランスなどは1017グラムだった記録されています。
脳の重量=優秀な頭脳ということにはならないようです。

実は、脳のシワの数というのもほとんど決まっています。
個々による大きな差異はなく、脳のシワの多さ・深さ・つまり“脳の表面積の広さ”も頭の良し悪しにはあまり関係ありません。
頭の良し悪しの決め手が何なのか、実際には解明されていないのが現状です。

大脳には少なくとも100億個の神経細胞があり、それらを神経繊維がつないで多くの回路を作っています。
シナプスと呼ばれるこの神経と神経のつながりは大脳全体で数兆個あるといわれ、そのつながりかたにも多くの形式があり、形式や神経の種類によっても伝わりかたに違いがあります。

これらの神経の配線がうまくいっているか、あるいは、配線されていてもされていてもそれらが有効に利用されているか、頭の良し悪しはどうもこの点にかかっているようなのです。

 

2010/11/8 月曜日

測定

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:21:17

小麦粉100グラクであれば料理用の秤で、ヒトの体重は体重計で簡単に測れます。
現在の技術力では大型トラックでもアフリカゾウでも、重量の計測は決して困難なことではありません。

しかし、より大きな物体になり、秤には乗せられないものとなると厄介です。

ところが秤に乗せることなど絶対に不可能な地球の重さは、
【5,972×10の24乗キログラム】
と判明しています。

誰も確かめられないのをいいことに、言った者勝ちだろうと怪しんでいては駄目です。

膨大で不可能とも思える計測を可能にしたのが、かのニュートンで、地球の重さは『物体はその質量に比例した引力で、他の物体を引っ張る』という《万有引力の法則》から弾き出した数値なのです。
この理論をもとに実験を試み、計測に成功したのが、ヘンリー・キャヴェンディッシュという18世紀末のイギリスの物理学者でした。
ニュートン没後58年目のことで、計算方法を生み出したニュートン自身は地球の重さを知ることなく世を去っています。

 

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