» 2009 » 9月

2009/9/28 月曜日

技術

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:14:25

ヒトが鼻から水を吸い込んでしまうと(吸い込んだ水が)気管に入り、激しく むせて、鼻の奥に痛みを覚えます。

1度に5リットルから10リットルもの水を吸い込むゾウは、痛くないのでしょうか。
むせることもないのでしょうか。

ゾウも気管に水が入ってしまえば むせます。
水を吸い上げるコツを摑んでいない生まれたばかりの仔は、ときどき むせているのだそうです。
成長するにつれ、気管に入ってしまう手前で水を止める技術が身につき、自在に水を吸い上げられるようになっていくのです。

ゾウの鼻はヒトと異なり、骨も軟骨もありません。
上唇と鼻が合体し、4万本もの筋肉(随意筋)で できています。
そのため とても器用に動かすことが可能で、食べ物を口に運んだり、敵を威嚇したりと、多様な働きを担う器官です。

長い鼻がなかったら、その都度あの巨体をかがめて水を飲んだり食べ物をたべたりすることになり、相当な負担となってしまいます。
進化の過程で巨大化していくに連れ鼻も長くなっていったようです。

 

2009/9/14 月曜日

箸の達人

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:52:07

生誕 100周年ということで、このところ太宰治が話題になっています。

《斜陽》 《人間失格》 《晩年》 数々の作品で知られる太宰治は、青森の大地主の家に生まれ育ちました。

有産階級の出身であったことに屈折したコンプレックスを抱いていたこと、私生活での女性遍歴などは、今のようなワイドショーや写真週刊誌が存在していたら恰好の話題として巷間を騒がせたのではないでしょうか。

繊細な芸術家と見られている太宰は、小説と恋愛以外は苦手だったという語られ方をされますが、多岐にわたる得意分野を持っていたそうです。
自ら参加していた同人誌の装丁を担当し、アヴァンギャルドでデザイン性の高いものを手がけていました。
英作文も上手だったらしく、高校時代にはイギリス人教師に絶賛されたといいます。
太宰は自身の作品を書き上げると親しい友人に朗読して聞かせ、感想を尋ねていましたが、その朗読が素人とは思えないほど上手かったのだそうです。

また、魚の食べ方が信じられないほど上手だったという話もあります。
小骨が多くて食べにくい種類の魚も、たいへん綺麗に取り分けて食べていたというのです。
手先は元々器用だったうえ、幼少の頃から箸の使い方を祖母に厳しく躾けられていたためだと伝えられています。

 

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