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2009/7/6 月曜日

ギザギザ

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 1:14:12

『雲の上に乗った雷神が太鼓を叩いて鳴らすため、ゴロゴロと音がする』
日本画の図案としても有名な表現方法ですが、気象現象が科学的に解明される以前の人々は、雷は雷神が起こしていると信じていました。

雷は積乱雲の中で発生します。

積乱雲の内部では秒速30メートルにも及ぶ激しい上昇気流が起こっていて、地上の空気を1分間に1,8キロメートルずつ上方に押し上げていくのです。
暖められた地上の空気は上空で一気に冷却され、空気中の水蒸気は氷の粒に変わります。
雲の中で水や氷の粒がぶつかり合い、摩擦による電気が発生し、空中へ流出する現象が雷です。

また、雷というと、ジグザグ状の形で表現され、実際にギザギザした波形に見えます。
それは空気が絶縁体で、電気を通さない性質を持っているためなのです。

電気を通さない空気中に放電された雷は、より流れやすい通り道を探すように枝分かれしていき、あのようなジグザグ状の形になっていくわけです。
行き場のなくなった電気がさまよっている姿というのが妥当かもしれません。

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