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2009/5/25 月曜日

体温

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 1:14:24

恒温動物であるヒトは自律神経のはたらきによって、外気の温度の変化にかかわらず常に一定の体温を維持しています。
生体の状態が一定に保たれるホメオスタシス(恒常性)によるもので、36~37度というのは体内の酵素が最もよくはたらく温度です。

細菌やウイルス等に感染した際の発熱も、病原体そのものが発熱させているわけではありません。
病原体が熱に弱いため、発熱することによって撃退しようというヒトの躰の抵抗の1つです。
そのため、風邪のひき始めには解熱剤を服用しないほうがいい場合もあるそうです。

しかし 42度以上の高温になると、人体の細胞を形成しているタンパク質が熱で変性するため、生命の危機にさらされてしまうことになります。
血液の 50~60%を占める血漿には多くのタンパク質が含まれていますが、卵を茹でたときのようにタンパク質が固まり、細胞が破壊されてしまうのです。

雪山で遭難したような低温状態では、33度以下になると新陳代謝が上手くいかなくなり、28度以下になると すべての臓器のはたらきが停止するといいます。
恒温動物であってもクマやヤマネのように代謝を低下させて越冬する生物もいますが、ヒトには無理なハナシです。

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