» 2008 » 7月

2008/7/28 月曜日

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 2:54:08

45度 ・ 45度 ・ 90度の直角二等辺三角形。
30度 ・ 60度 ・ 90度の直角三角形。
多くの人が子供の頃から馴染んできた、2つのタイプの三角定規の形状です。
そして何故か、三角定規は中央部に穴が開いています。

まず、文房具 ・ 事務用品として出回っているものの殆どが薄いプラスチック製のため、机や紙の表面にピッタリ貼り付いてしまう場合があります。
なめらかに作られていることや、それぞれの辺が斜めになっていることから、貼り付いてしまうと意外に はがしにくいのです。
そこで指先がひっかかりやすいように中央部へ穴を開けた。
それが“理由その1”です。

相反するような“理由その2”に、三角定規と紙の面を密着させるためという事情もあります。
穴が空気抜けの役割を果たすわけです。

“理由その3”は、摩擦の防止。
紙の上を滑らせて使う際には摩擦が大きいと滑りにくくなってしまいます。
穴を開けることで摩擦を軽減し、滑りやすく、使いやすくされているのです。

さらには、変形を防ぐためという“理由その4”があります。
温度の変化によってプラスチック製の定規は微妙な伸縮を起こすので、目盛りの狂いをより少なくするための調整役を、中央部の穴は担っています。

四角い穴では角に負担がかかり、ひび割れしやすいそうです。
三角定規の穴の多くが円形、あるいは角を丸くした三角なのは、破損の防止です。

なかなか緻密で、合理的に考えられて作られていることに驚かされますね。

2008/7/14 月曜日

夏の『冷たい痛み』

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:43:57

梅雨明け間近になると共に今年も各地で気温は上昇し、場所によってはヒトの体温並みか、それ以上の最高気温が伝えられるようになりました。
30℃を超えるとアイスクリームが よく売れるそうですが、33℃以上になってくると売れ筋はかき氷系へと移行するのだといいます。

このかき氷、シャクシャクと口へ運んでいると……。
次の瞬間、キーンと頭痛を覚えた経験の持ち主は多いことでしょう。

氷の冷たさが上顎や副鼻腔の粘膜の血管を収縮させ、痛みの受容器を刺激するプロスタグランジンという物質が分泌されます。
同時に、氷水に手足を浸したときに痛みを覚えるのと同様、『冷たい』ということ自体も痛感を刺激するのです。
上顎の痛みの受容器に入った(冷たさの)刺激は、三叉神経を通じ、こめかみから額の部分が痛くなる感覚を発生させます。

冷凍庫などで作業をする人は時間の経過につれて多かれ少なかれ頭痛がしてくるそうですが、これは収縮性頭痛というもので、首、肩、頭部といった部分の筋肉が寒さのために収縮することが理由です。
筋肉の収縮によって血行が悪くなり、頭痛を起こします。

“アイスクリーム頭痛” “かき氷頭痛”と呼ばれる、あのキーンとした頭痛も、原理は同じものです。

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