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2008/5/12 月曜日

神の角の化石

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:52:17

古代エジプトの太陽神“アメン(アンモン)”は、元々、大気と豊穣の神でした。
後年ヘリオポリスの太陽神“ラー”と合体し、“アメン・ラー”と呼ばれるようになり、神々の王として崇拝されるに至ります。
旧約聖書ではエジプトを代表する神であり、ギリシャでは最高神のゼウスと同一視していました。

その神の名をあたえられた生物を御存知でしょうか。

太陽神“アメン”は羊の頭を持った姿で表されます。
形状が“アメン”の頭部の角と よく似ていたことから、ついた名が“アンモナイト”です。

貝に似ていますが、アンモナイトはイカやタコと同じ軟体動物の頭足綱に属する生物で、オウムガイとは比較的 近い種類だと考えられています。
オウムガイも また、貝ではありません。
古生代のデボン紀(約4億8000万年前~3億6000万年前)に出現し、繁栄していたとする説が有力です。
白亜紀(1億4400万年~6500万年)末に絶滅しています。
日本でも北海道をはじめ各地で化石が発見される たいへん馴染み深い古代生物の1つであり、年代による形状の差が明確なため、特定の地質を判断する示準化石でもあります。

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