» 2007 » 11月

2007/11/28 水曜日

プレゼントの お知らせ

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 14:52:57

恒例のプレゼント企画です。
 
仏像カレンダー 2008年版
撮影 : 入江 泰吉
(奈良市写真美術館蔵)

http://www.artmemory.co.jp/contents/present.html

上記URLより御応募ください。

2007/11/26 月曜日

冬の小さな“落雷”

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:14:00

物質はプラスの電気を持つ原子核と、同量のマイナス電気を持った電子で構成されています。
通常、プラスとマイナスが打ち消し合い、文字通り“± 0”の中性で安定していますが、物体が触れ合うことで電子の移動が起こり、摩擦帯電という状態になります。
人体も例外ではなく、晩秋以降、気温や湿度が低くなってくると帯電を起こしやすくなるのです。

衣服同士、衣服と皮膚、電車や自動車のシートと衣服などの摩擦で身体に静電気がたまります。
電気は導体の尖った部分に集まる性質があり、乾いた指先には静電気がたまりやすく、金属製のドアノブを握ろうとした次の瞬間、例のビリッくる放電現象が起こるというわけです。
それまで中性だったドアノブの中の電子、すなわちマイナス電気が、指先に集まったプラス電気と引き合おうとする静電誘導が起こり、放電に至ります。
この現象は落雷と同じです。
実際に火花が出るときもあり、そのような場合は5000ボルトもの電圧があるといいますから、侮れません。

湿度の高い季節には皮膚も衣服の繊維も、水分を多く含んでいます。
その水分を伝わって静電気が流れ出てしまうため、帯電しにくいのです。
乾燥した冬場には衣服の繊維も水分含有量が減るうえ、水分を含みにくい合成繊維のフリースやウールを着用することが多くなり、静電気は たいへん たまりやすくなります。

金属性のものに触れるとき、前もって濡れ布巾でも触っておけば良いのですが、他に皮製品(財布、キーホルダー)や樹木の幹、地面などを触っても、静電気は ずいぶん流れていくといいます。
周りに何も静電気を逃がすのに適した物体がない場合は、指先に吐いた息を吹きかけても湿気を帯びますから、それも1つの方法です。

2007/11/12 月曜日

気象予報士

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:14:59

現在の世田谷区周辺の領主でもあった彦根藩主・井伊直孝が鷹狩りに出かけ、弘徳庵という寂びれた寺の前を通りかかったときのことだいいます。
門前に白いネコがいて、あたかも『おいで、おいで』と手招きするような仕草をしていました。
不思議に思って直孝が寺に入っていったところ、空模様が急変し、辺りは激しい夕立になったのだそうです。
雨宿りの間、住職が説いた三世因果の法話に聞き入り、感銘を受けた直孝はこれも何かの縁だと考えて弘徳庵を再建させることになります。
1638年(寛永15年)には寺領と堂塔を寄進して、井伊家の菩提寺としました。

寂びれた弘徳庵は大名家の後ろ盾を得て復興し、後年、直孝の戒名【久昌院豪徳天英居士】にちなみ、その名を豪徳寺と変えたのです。

復興のきっかけになったことから、ここではネコがあがめられ、商人が参拝してネコの絵柄のお札や置き物を授けられると商売繁盛につながると評判になっていきました。
そんなことから江戸の商人は豪徳寺詣でにやってきたといいます。

豪徳寺の境内の招福殿には特大の招福猫児(まねきねこ)が納められ、猫塚が奉られ、たくさんの招き猫が奉納されています。

直孝がネコに手招きされて雷雨から逃れたというのは単なる偶然と思われがちですが、ネコは水に濡れるのを嫌う生きものです。
よく『ネコが顔を洗う(耳の後ろのほうまで前脚で擦る)と雨になる』といわれるように、空気中の湿度の変化にも敏感なのです。
“直孝を手招きしたネコ”は、夕立前の湿度変化を察知し、ゴシゴシと一生懸命に顔のグルーミングをしていたのでしょう。
そう考えると、あながち科学的根拠のない話でもありません。

直孝を手招きしたネコは、白いネコだったと伝えられています。
今年、彦根城の築城400年記念イベントのマスコット・キャラクターとして登場した“ひこにゃん”が白いネコなのは、この豪徳寺のエピソードが元になっているようです。

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