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2007/5/28 月曜日

呪術道具と梱包素材

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:14:35

幸福を招くといわれ、少々見つかりにくいことからも珍しがられる“四葉のクローバー”ですが、これには意外な背景がありました。

大きな力を持っていた古代ヨーロッパの土着宗教の僧侶たちが、生け贄を捧げる儀式を執り行う際に身につけたといいます。
生け贄にされたのは、犯罪者だったそうです。
四葉のクローバーを持っていれば悪魔の姿を認識できるようになるため、呪文を唱えて退散させることが可能だと信じられていたのです。
要するに、四葉のクローバーは呪術の道具でした。

そのため重要な儀式の際は、それこそ地を這うようにして探し回らなければならず、苦労を強いられたようです。
クローバーは三葉が基本です。
つまり四葉のクローバーは突然変異種ですから、必ずしも すぐに見つかるものではありませんでした。

日本へ入ってきたのは江戸時代で、オランダからの積荷の隙間にパッキング材として詰められていたものが野生化し、広がっていったということです。
和名の“シロツメクサ”は、隙間に詰めた草であったところに由来します。

1950年代に四葉の種が発見されたことから、栽培して増やせるようになりました。
自生する三葉の中から突然変異の四葉を探す必要もなくなったわけです。

葉の数が多いクローバーは、五葉は金運、六葉は地位、七葉は長寿と、それぞれ幸運の しるしとされています。

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