» 2007 » 1月

2007/1/22 月曜日

ギャンブラーの味方???

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:41:22

『一か 八か』
賭け事の場面だけではなく、運を天に任せた大勝負に踏み切るような際は よく使われる言葉です。
元々は『一か 八か 釈迦十か』と言われていました。

花札の三枚遊び“おいちょかぶ”では、順番に三枚の札を引いていき、その末尾の合計が九になったときが高得点です。
すでに一と八の札が手元にあり、もう三枚目の札は欲しくないときでも、ルール上 三枚目を引かなくてはなりません。
そんなときに来て欲しい札が“釈迦の十”といわれる不札(数に関係しない札)で、
「一か 八か 釈迦十か」
と唱え、願いながら、三枚目の札を引いたわけです。
“釈迦の十”は、まさに、そのようなときの“救いの札”だったということになります。

歌舞伎や浄瑠璃にも取り入れられ、賭け事 以外にも この『一か 八か』という表現は広く浸透していきました。

お釈迦様も、さぞかし驚いてしまいそうな話ですね。

2007/1/9 火曜日

浅い歴史

Filed under: 未分類 — アートメモリー @ 0:14:24

多くの子供たちにとって正月の楽しみといえば、まず、お年玉でしょう。
お年玉の語源は『年の賜物』とする説がもっぱらで、お中元・お歳暮と異なり、目上の者から目下の者に あたえるものです。
現在では現金をポチ袋に入れて渡しますが、どうやら これは戦後になってから定着した、比較的 新しい風潮なのだそうです。

新年を祝う贈り物は、室町時代頃から武士や公家の間で行われていたといいます。
それらの品も、武士には太刀、公家には扇などで、決して子供を対象に渡す性質のものではありませんでした。
江戸時代になった頃、お供え用の鏡餅以外にも家族の人数分の丸い餅を用意し、神仏に供えた後、雑煮として食べるという習慣が各地に広まったのです。
これは年神様の魂を分けて戴くことの象徴と考えられ、この餅を『お年玉』と呼びました。
次第に この個人用の丸い餅を多数作り、近親者に贈って新年の祝い・喜びを分かつようになっていったということです。
さらには年始の挨拶周りの際の手土産を、お年玉と呼ぶようになっていきます。
現在の“御年賀”に相当するものと考えるのが妥当でしょう。

また、分家が本家へ年始の挨拶に行ったときに、お歳暮の返礼として もらう餅を『年玉』と呼ぶ習慣が、各地に残っているそうです。

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