
宝冠釈迦如来座像
国分寺(愛知)
釈迦如来は、仏教を創始したまさにそのお方、釈迦を仏格化したもので、如来の中では唯一、実在した人物です。
釈迦はそもそも部族のなまえ(インド北方の小国シャカ族の王子として生まれた)、古代の仏典では「ゴータマ(シャカ族先祖の氏)・ブッダ(仏陀=真実に目覚めた人)」、アショーカ碑文では「シャーキャムニ=シャカムニ」(釈迦牟尼=シャカ族の聖者)や「ブッダ」などとよばれる。名前で「シッダールタ」は「偉大なさとりを開いた人」という意味で後代の名づけ、古い仏典には出てこないそうです。
如来とは、「かくの如く行ける人」=修行を完成し、さとりを開いた人、後に「かくの如く来れる人」=真理の世界から衆生救済のために迷界に来た人と解し、如来と訳す。(広辞苑)
釈迦はそもそも部族のなまえ(インド北方の小国シャカ族の王子として生まれた)、古代の仏典では「ゴータマ(シャカ族先祖の氏)・ブッダ(仏陀=真実に目覚めた人)」、アショーカ碑文では「シャーキャムニ=シャカムニ」(釈迦牟尼=シャカ族の聖者)や「ブッダ」などとよばれる。名前で「シッダールタ」は「偉大なさとりを開いた人」という意味で後代の名づけ、古い仏典には出てこないそうです。
如来とは、「かくの如く行ける人」=修行を完成し、さとりを開いた人、後に「かくの如く来れる人」=真理の世界から衆生救済のために迷界に来た人と解し、如来と訳す。(広辞苑)