普賢菩薩 ふげんぼさつ サンスクリット語サマンタバダラ(Samantabhadra) アンの漢訳。
その姿や功徳をすべての場所にあまねく示すことに最も優れた菩薩であり。釈迦如来の補処の菩薩として、文殊菩薩とともにその脇侍に鎮座している
「法華経」普賢菩薩勧発品では、仏滅後の濁悪の世において、「法華経」護持者の眼前に六牙の白象に乗った普賢菩薩が現れ守護すると説く。
「観普賢経」では普賢菩薩は象背の七宝荘厳の鞍上の蓮華台に座り、法華経の行者を見て歓喜敬礼する。象は足下に蓮華を生じ虚空を踏んで歩み、鼻に未敷蓮華を執り、また象頭には三化人があり、それぞれ金輪・摩尼宝珠・金剛杵を執る。
この具体的な描写が普賢の造形化の主たる根拠となり、わが国では平安後期、天台宗における法華信仰の高まりの中で、ことに院政期の貴族の女性の間で普賢菩薩が信仰を集めた。
東京国立博物館保管、鳥取・豊乗寺蔵の画像、東京・大倉集古館蔵の彫像(以上、国宝)はこの時期の遺品である
。十羅刹女を伴う普賢十羅刹女像も描かれた。「華厳経」では普賢の広大無辺の徳行を説き、さらにこの経に登場する善財童子は五三人の善知識歴参の後に普賢に出会い、求道を全うする。
胎蔵界曼茶羅の中台八葉院では南東に配され、蓮上剣を執り、文殊院では文殊の隣に位置し、三鈷杵を置いた蓮茎を執る。金剛界曼茶羅では賢劫十六尊の一つに含まれる。また、
普賢延命法の本尊として招請されたときは普賢延命菩薩像となる
サマンタバダラ(Samantabhadra)
日時:2013年02月01日 15:11
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オリジナル白檀ネックレス
日時:2010年04月23日 15:37
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